水製品及びミネラルウォーター評論家 伊藤善久 2300種以上の市販水製品の実飲レポート

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水道水を見直す動きが各所で起こっている。
ペットボトル製品は環境への負荷が大きく、
値段的にも水道水の1000倍はするから、
お徳でもあるよと言うアピールで。

確かに水道水への見直しは必要かも。

私は1971年に東京で生まれ、育った。
水の不味さが際立った時期に育ち、
“水道水=滅茶苦茶マズイ 滅茶苦茶臭い”
と言うイメージが植えつけられてしまい、
学校で以外水道水を飲む機会は殆ど無かった。
家では中学生の頃からペットボトルの水や、
浄水器を通した水を飲んでいたからね。
その後の味の変化には全く気付いていなかった。

時は進みオッサンになり、このブログを始め暫くすると、
ありがたい事にあちこちから声をかけて頂き、
短い短い出演時間ながらTVにも出させてもらった。
その時に水道水とミネラルウォーターの飲み比べをしたのだが、
最初味だけでは違いが良くわからなかった程、
質は向上しているんだなぁと気付いた。
ただしニオイを意識るすと“これが水道水”とわかるんだけど。
それでも子供の頃に感じていたイメージとは程遠い、
普通に美味しく飲める水になっていた。

このブログでもかなりの数を紹介しているが、
各地の水道局が発売しているペットボトル製品も多い。
災害備蓄の他、水道のアピールと言う意味合いもあるが、
その全てがクセのない飲み易い味に仕上がっていて驚く。
別にお世辞を使うわけではないが、
ミネラルウォーターに勝るとも劣らないと言って良いだろう。

日本の水道水精製技術はとても高い。
これからは水道水がミネラルウォーターのライバルになるかも。
自然環境への負荷・ゴミ問題を考えたら、
それが水を得る一番の方法だと思うし。

もしかしたら水道局自体が民営化され、
もしくは民営の水道会社が認可され、
この水道は美味しい・不味い、安い・高いの差で
消費者の奪い合いが起きるかもね。

しかし例え未来がそのような事態になろうと、
ペットボトルのミネラルウォーター販売は
まだまだ長い間続いていく事だろう。
日本では、人が水を買うという事にやっと慣れてきた。
この流れを断ち切り、水道水をメインにするには、
啓蒙活動を盛んにし、意識を改革せねばならない。
大手ミネラルウォーター製造販売会社が、
これからどう動いていくのかも注目していく必要がある。
流れと言うのは小さなものが大きくなる事もあるが、
大きな流れが全てを巻き込む事が多いからだ。

私自身が今思っているのは、
水の役割は単に喉を潤すだけでは無いって事。
水分補給の為だけに飲んでいるのでは無いって事。
勿論そう言う意識の人もいるだろうけど、
あちこちの場所の水を、自分が住んでいる場所で飲める事を
何かこう旅でもしている気になって、とても贅沢に感じている。
地図やその地方のHPなど見ながら、
こんな所で採れた水なのかぁなんて思いながら飲むと、
とても楽しくなってくるから不思議だ。
ラベルに書いてある事を読んだり見たりしながら、
その地方の事を想像してみるのも素敵である。
そう考えると水道水では楽しみが減る。
奥尻の水が東京で普通に飲めるなんて、
昔じゃ考えられなかっただろうし。

ところで前から1つ疑問があったんだけど、
自治体が水製品をペットボトルで売る事って、
民業圧迫にはならないのかな?
私はどんどん売れば地域のアピールにもなっていいじゃん
なーんて軽く考えていたけども、
東京水』や『はまっこどうし』などあちこちで売られていて、
確実にシェアを奪っている気がするからね。

ペットボトル製品対水道水、
果たしてこれからどうなっていくのだろうか。
皆も色々考えてみると良いだろう。
そして疑問に思ったらあちこちに問い合わせてみるといい。
丁寧に答えてくれる所、テンプレートの所、
返事がない所、色々なケースがあるだろうが、
そう言う所にも供給側の意識が見えて面白いよ。
私も色々考えてみようと思う。

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